アダルトチルドレンとは?大人になっても生きづらさを感じる背景

「どうして私はこんなに生きづらいんだろう...」
そんなふうに感じたことはありませんでしたか?
・人の顔色ばかり気になってしまう。
・頼まれると断れない。
・「ちゃんとしなきゃ」が口ぐせになっている。
・失敗すると、自分には価値がないように感じる。
・頑張っているのに、心が満たされない。
など、これらの特徴だけでアダルトチルドレンかどうかは判断できませんが、ただ
子供の頃の家庭環境との関係を振り返る一つのきっかけになるかもしれません。

アダルトチルドレンとは

医学的な診断名ではありません。元々はアルコール依存症の親のもとで育った成人を指す言葉でしたが、現在では、家庭環境の影響による生きづらさを理解するための概念としてひろく使われています。

たとえば、
・親の機嫌をいつも気にしてきた。
・自分の気持ちより家族を優先してきた。
・泣きたいのに泣けなかった。
・「いい子」でいることが当たり前だった。
そんな経験ありませんか?

子供の頃は、その環境で生き抜くために必要だった行動です。でも、大人になった今も同じように
自分を守ろうとすると、生きづらさにつながってしまうことがあります。

子供の頃に十分な安心感を得られなかった経験が、現在の生きづらさに影響していることもあります。


私のカウンセリングに来られる方も、最初はこう話されます。
「私が弱いだけなんです」「考えすぎなんですよね」
でもお話を伺っていくと、本当は誰よりも周りを大切にし、自分を後回しにしながら、
生きてこられた方ばかりです。
その生き方は、子供の頃のあなたが、一生懸命身に付けた「自分を守る方法」でした。

実はあなたは頑張ってきました。

だから責める必要はありません。まず必要なのは、「今までよく頑張ってきたね」と、
自分の心を認めてあげることです。

生きづらさは、変えていくことができます。
だからこそ、「この先もずっと変われない」ということはないのです。

自分の心のクセに気づき、「もう一人でがんばらなくていい」と安心できる経験を重ねることで、
人は少しずつ変わっていきます。人の顔色ばかり気にしていた人が、自分の気持ちを伝えられるようになったり、「私なんて」と思っていた人が、自分を大切にできるようになったり、
その変化は、特別な人だけに起こるものではありません。

一人で抱え込まなくても大丈夫です。
もしあなたが今、
「もう頑張ることにつかれた」
「本当はもっと楽に生きたい」
そう感じているなら、それは、心からの大切なサインです。
これまでの人生では、我慢することが当たり前だったかもしれません。
でもこれからは、違う生き方を選ぶこともできます。あなたが安心して自分の気持ちを話し
「私はこのままで大丈夫なんだ」と、感じられる時間は、生きづらさを手放していく大きな一歩になります。

あなたは一人で頑張り続けなくても大丈夫です。
あなたがあなたらしく笑える毎日を、少しずつ一緒につくっていきましょう

ただ「強い不安や抑うつがある」「日常生活に大きな支障がある」といった場合には
心療内科や精神科などの医療機関への相談も選択肢になります。